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★★ SharpCap proのライセンス購入 ★★
2019年05月14日
 最近の天体撮影でカメラはZWO ASI294MC-PROを使うため、キャプチャーソフトとしてSharpCapを使用しています。このソフトはイギリスのAstroSharp社が提供するCMOSカメラ制御ソフトで無償で使うことができます。これまで無償版を使ってきましたが、LiveStack機能を使った場合、モニターで見るだけなら良いのですが、写真作品として使う場合、DarkとFlat処理は不可欠となります。ところがDarkやFlat適用は年間£10のライセンスが必要です。無償版でLiveStackされた結果に後でDarkやFlatを適用するとLiveStack中にレベル補正がなされているため、Flatがうまく適用できなかったり、LiveStackされたframe数よりもDarkやFlatのframe数が少ないとノイズがFlatのレベルになってしまうなどの不具合が出るのと、DeepSky天体をAutoGuideした場合にGuide状態が悪いとStackされない問題があったためLiveStackは使わないできました。
 ここにきて、赤道儀を中型機のEQ6Rに換えることもあり、またSharpCapのバージョンが3.2になっていることも分かったので、この機会にPROのライセンスを購入することにしました。

 外国から直接ライセンスを購入するのは難しいのかなと思ったのですが、いたって簡単、星見屋さんからの購入でPayPalのIDを作成していたので、メールアドレスとパスワードを入れるだけで支払い完了してしまいました。ちなみに¥1,492でした。
 支払いが終わるとブラウザ画面にも出ますが、メールで送られてきた8行のテキスト内容をSharpCapのHelp→SharpCap Pro LisenceのところにコピペすればOKとなりました。

 この夏の星雲の撮影はSharpCapでDark、Flat適用したLiveStackで撮影していくつもりです。保存された最後の1枚だけが作品になり、後はカブリ補正とか強度の炙り出しを必要に応じてやればよいということで、後処理が大分楽になります。

 PROにすると、Dark、Flatだけでなく、Gainと露出の最適化やポーラーアライメントなど14項目ほどPro用の機能が使えるようになるようです。
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