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★★ 月齢16.9 M64黒眼銀河 ★★
2019年03月23日
今日は予報より遅れて23時にようやく雲が無くなりました。満月2日後の明るい月がありましたが、M64黒眼銀河を撮影しました。

月齢16.9

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuideなし、CelestronC5_1250mm、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=200、Exposure=0.017、avi500frame、AS!3&Wavelet、2フレームをICEでモザイク合成

M64黒眼銀河 23時過ぎから撮影、24:30に子午線越え反転して27:00まで4時間に亘って撮影しましたが、相変わらず突然16”角以上大きくズレるオートガイド不良が発生して収率は50%ほどでした。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuide、CelestronC5_1250mm、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=10min、png13frame、総130min、SI8&Photoshop、トリミングなし

オートガイド不良の原因は何となくわかってきたのですが、対策の取りようがなく思案中です。根本原因は赤道儀にベアリングが使われていないことと、バックラッシュが大きいことです。赤経側はバックラッシュがあってもバランスウエイトの位置調節で常にギアの噛み合わせを片方に押し付けておくことができますが、赤緯側はこれが出来ないのです。撮る対象により角度が変わるし、同じ対象でも時間と共に角度が変わっていくので荷重を片側に寄せておくことが出来ないのです。ベアリングが使われたスムーズな動きの赤道儀なら僅かの荷重調節で可能なのでしょうが、メタル軸受けで回転抵抗が大きい赤道儀だと予期できないタイミングでバックラッシュ分を動いてしまうようです。
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