46Pウィルタネン彗星が地球に最も近づくのは明日ですが、明日は天気が悪そうなので、本日撮影しました。彗星は恒星に対してかなり早く移動するので、光害地で撮影するのは難しいですが、QuadBPフィルターを使って何とか撮影できました。4等星台に明るくなっていますが、上弦の月が出ていたのと、このフィルターの特性上、きれいな青緑色は出しにくいです。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmf2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture
Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=60s、32frame、SI8&PSで処理、トリミングなし
Nikkor300mmf2.8+QuadBP+ASI294MC-PROでの撮影条件を探っていますが、これまではGain400で撮影してきましたが、どうしてもノイズが強いので、今日はGain300で撮影しました。
IC434馬頭星雲
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmf2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture
Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=60s、133frame、SI8&PSで処理、トリミングあり
M42オリオン大星雲 Quad BPフィルター導入後初めてのオリオン大星雲ですが、明るい星雲だとあまり差が出ないですね。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmf2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture
Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=5s、10s、20s、40s、80s、90s、120frame、SI8&PSで処理 トリミングなし
gainを下げて露光を増やすと確かにノイズは少なくなります。300mmF2.8なら露光は60s程度になりますが、60sまでならオートガイド無しでもいけそうです。