今日は久し振りに快晴の夜になったので、月が出るまでの間M33をCelestronC5の1250mmにASI294MC-PROを付けて撮ってみました。画角的に丁度良い焦点距離ですが、F10と暗いのと光害状態も悪く、1等星も見ずらい空の明るさだったので、Nikkor300mmf2.8で撮ったものをトリミングしたものよりもかなり劣る結果でした。もっと時間をかければ良くなるかも知れませんが、月が出て、M33は子午線越えでカメラが赤道儀台に当たりそうになったので止めました。
ステライメージ8で処理したのですが、レベル調整のやり方で随分色が変わってしまいます。下の画像は自動レベル調整のみで全体が真っ赤になってしまい、本来の色に戻せませんでした。上はやり直してオートストレッチまで入れたものです。露出時間が長くなるとアンプノイズが目立ってきたのでライト用ダーク、フラット用ダークまで適用しました。
焦点距離が長くなったので、NGC604、NGC588、NGC592、NGC595などの散光星雲も確認できます。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、オートガイド使用、CelestronC5(1250mm)、LPS-D1フィルター、ZWO
ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=500、Exposure=30s、35s、40s、16frameづつLiveStack、全191frame6710s(111m)、Flat、Dark適用、SI8&Photoshopで処理、トリミングなし
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、LPS-D1フィルター、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、直焦点、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=0.006s、200frame、AS!3でスタック、Wavelet、2コマをImageCompositeEditorでモザイク合成
テオフィルスとアルタイ断崖 上の画像から等倍切り出ししました。
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