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★★ 土星、火星、M20三裂星雲、M13球状星団 ★★
2018年08月09日
 
当初よく晴れる予報が雲の多い予報に変わり、土星と火星撮影は雲の合間で、シーイングも悪い状態でした。新月期に入ったので、星雲星団なども撮ろうと惑星用カメラASI290MCからASI294MC-Proに替えて撮影、この辺りから2時間ほどはきれいに晴れてくれました。
土星

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=550、5000frame、AS!3でスタック、Wavelet

火星 既に遠ざかりつつあり、大きさもこれから少しづつ小さくなっていくことでしょう。あまり綺麗な火星が撮れないまま「大接近」は終わりそうです。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=350、5000frame、AS!3でスタック、Wavelet

M20三裂星雲 前回は薄雲に邪魔されましたが、今回は晴れたので、CelestronC5+ASI294MC-Pro冷却-10℃で撮影しました。今回はDark、Flatを使って処理したので「まあまあ」の仕上がりになりました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、直焦点、LPS-D1フィルター、ZWO ASI294MC冷却-10℃、オートガイド、SharpCapのLiveStack使用、Gain400、40s、8frameをLiveStackし、生成fitsファイル10セット(総露出53min)をSI8でDark・Flat使用でコンポジット処理、Photoshopで最終仕上げ、トリミングなし

M13ヘルクレス座球状星団 北天最大の球状星団です。球状星団はどれも同じような見え方なのでぱっと見ではどれがどれだかわかりません。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、直焦点、LPS-D1フィルター、ZWO ASI294MC冷却-10℃、オートガイド、SharpCapのLiveStack使用、Gain400、60s、8frameをLiveStackし、生成fitsファイル4セット(全露出32min)をSI8でDark・Flat使用でコンポジット処理、Photoshopで最終仕上げ、トリミング

今回はDarkフレームを使用しましたが、ASI294MCの60sec.ダークフレーム右上部分の最も激しいアンプノイズ(等倍切り出し)です。これだけノイズが酷いと、Dark処理は不可欠になります。


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