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★★ 月齢5.3、三惑星、M27、M57 ★★
2018年07月18日
 
昨日に続いて、CelestronC5にASI294MC-PROの直焦点で月を撮影したほか、光害カットフィルターが届いたのでこれを付けて、先日からASI294MC-ProでテストしてきたM27とM57を撮影しました。
その間でASI290MCの拡大撮影に替えて三惑星も撮影、三惑星はシーイングが悪くボケています。
M27亜鈴状星雲 今回はASI294MC-ProにLPS-D1フィルターを付けたので、露出は付けなかった時の3倍の90秒で、SharpCapのモニターではっきり確認できました。やはり光害地では光害カットフィルターは不可欠であることがはっきりしました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、オートガイドあり、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、IDAS LPS-D1フィルター、SharpCap使用、RGB24、fits形式保存、Gain=400、LiveStack90secx33frameをSI8で画像処理、flat画像使用、トリミングあり

M57環状星雲 こちらは明るいので、LPS-D1フィルターの有無にあまり影響されませんが、露出は3倍になり、ノイズは減っているようです。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、オートガイドあり、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、IDAS LPS-D1フィルター、SharpCap使用、RGB24、fits形式保存、Gain=400、LiveStack90secx20frameをSI8で画像処理、flat画像使用、トリミングあり

月齢5.3の月 C5+ASI290MC直焦点だと画面ギリギリいっぱいなので、2枚に分けてモザイク合成しました。


[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、ZWO ASI294MC-PRO、冷却なし、SharpCap使用、RGB24、AVI形式保存、Gain=300、
Exposure=0.005s、300frame、AS!3でスタック、Wavelet、ImageCompositeEditorで2枚をモザイク合成
上の写真から危機の海を等倍拡大したものです。C5の解像度限界程度まで解像出来ているように思えます。


木星 西に傾きかけており、シーイングは悪かったのでボケボケです。我が家からの木星の撮影シーズンは終わりですね。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=800x600、Gain=350、5000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整

土星 

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=500、3000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整

火星 ちょっとシーイングが悪かったので、Waveletを強くかけたら、左側の輪郭の明暗部のグラデーションが変になってしまいました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=350、5000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整

ASI294MC-Proですが、-10℃冷却でも、60秒を超えるとアンプノイズがはっきり出ることがわかりました。どの個体でも同じ場所に同じ形で出ているので、カメラの構造上で出ているように思われますのでその内改善されるかも知れません。とりあえずは60秒を超え、画面全体を使うならダークは不可欠になるようです。

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