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★★ 今日の三惑星 ★★
2018年07月10日
 
今日も雲が多い予報でしたが、木星は見えていたので撮影開始。シーイングは良さそうでしたがモニター内ではプルプル振動していました。この振動は風のせいかなとも思っていましたが、振動の感じから、どうやら地面からくる振動と思われます。我が家から直線距離600~700mの所に東北上越新幹線、埼京線、大宮バイパス、外環道があり、しょっちゅう電車やトラックが走っています。体では感じないけど、搭載荷重ギリギリいっぱいの赤道儀に載せたMead8なので拾ってしまうのでしょう。完全にバランスを取れば少しは良くなるのかなとも考えられますが難しそう。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=800x600、Gain=350、5000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet

土星撮影に移ったのですが、昨日よりはほんの少し良いだけでした。薄雲がかかり、FPSは低下してしまいました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=450、5000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet

雲が出てきたので、火星が見えるようになってすぐ火星に移りましたが、撮れたのは最初だけでした。出たばかりなので赤っぽくボケています。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=300、5000frameをAS!3でコンポジット、RegistaxでWavelet

ここのところ、連続して惑星撮影して気付いたことがあります。手順として赤道儀電源ON、Vegaでワンスターアライメント、パーティノフマスクでピント合わせ、木星を自動導入しますが、この時期では木星は南中を過ぎているので、赤道儀は反転します。この間にミラーシフトによる微妙なピントずれが起こっているのではないかと疑われます。さらに土星に移動するときまた反転するのでこの時もまたミラーシフトによるピントずれを起こしているように思えます。惑星で直接ピントを合わせれば良いのですが、ピントの山を見つけるのは不可能と言って良さそうです。仕方なくもう一度Vegaに向けて、パーティノフマスクを使ってピントを合わせるのですが、2度も赤道儀反転をしていると、はっきり判るほどピントはずれています。できれば撮影対象のすぐ近くの明るい恒星でやるべきかとも思えます。火星の場合はうまくやれば火星で直接パーティノフマスクを使ってピント合わせが出来そうです。

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