昨年末12月10日のブログで、次に導入する機材は、焦点距離300mm~500mmで、出来るだけF値の小さい明るいレンズとしてBorg90FL+レデューサーセット360mmF4.0を狙っていましたが、ヤフオクでも滅多に出品されず、たまに出ても新品と大差ない価格で落札されるなどで、入手は困難な状況でした。
時々、星雲を300mmf2.8(サンニッパ)のカメラレンズで撮影されたきれいな作品も見かけるので、安く入手できればこれでも良いか、と考えを少し変えてみました。300mmf2.8だとレンズ口径は107mmになるので解像度も高いのではないかと思われます。新品は53万円もするので論外、天体撮影ならオートフォーカスも手ぶれ補正も不要なので、中古をヤフオクで探してみました。古いマニュアル仕様のもので僅かなカビがある程度なら7万円前後で落札されているようでした。
そこで、「NIKKOR ED 300mm F2.8 Ai-s (IF)」を5万3千円で落札しました。競争相手がおらず、終了直前での落札で開始価格そのままでした。安く落札したといっても、今持っている望遠鏡セレストロンC5の新品とほぼ同値です。2日ほどで届く予定です。
これをどう使っていくかというと、これまでのTamron200-500mm f5-6.3と同じような使い方になりますが、約2段階明るいレンズなので、露出時間を1/4にできそうです。ということは、240秒が60秒でよいということで、同じ時間で4倍の枚数撮れるし、オートガイドミスの確率が減るということになります。
そのうち、アダプターを付けてUSBカメラで撮影できる体制もとる予定です。
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