さいたま市の中でも最も東京に近い超光害地から、貧弱な安物機材で天体撮影に挑戦していますが、今回はまさに大胆不敵にもオリオン座三ツ星、馬頭星雲、大星雲を取り囲んでいる散光星雲「バーナードループ」に挑戦しました。初挑戦は12/21でしたが惨敗で、次は非光害地へ行った時に挑戦するとしていましたが、行く機会がないので、再度自宅から挑戦しました。結果はこれです。画面左下に何か赤っぽいモヤモヤがループ状に見えますね(^^;) 構図としては、もう少し下が入るようにすべきでした。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Tamron90mm、D5500、ノータッチ、ISO1600、F2.8、15を240枚、30秒を120枚、60秒を120枚(総露出4時間)、SI8で処理、Photoshopで最終調整
強烈なレベル処理をするため、近くの街灯、近所の窓からの光、通行する車によるカブリが入ってしまいました。コンポジットしただけの画像では感じられませんが、レベル調整をしていくと、右側1/3ほどが真っ白になってしまいました。これをSI8で補正しても均一にはなりません。
今度非光害地へ行く機会があった時のための練習にはなりました。
露出として、15秒、30秒、60秒でしたが、結果から見ると、60秒が最もよく写っていました。次回の挑戦では15秒は止めて、30秒、60秒、120秒でやってみます。90mmだとオートガイドは不要です。