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★★ M42オリオン大星雲 ★★
2018年01月09日
 
 今夜もM42オリオン大星雲を撮り増ししました。ISO1600、1分を足したことで、トラベジウムは潰れ過ぎない程度になりました。暗い星雲のモヤモヤと明る過ぎるトラベジウムを両立させるのはかなりの処理技術が必要なようで、これから先もっと技術に磨きをかけていくつもりです。不具合のあったステライメージ8はAstroArts社に問い合わせたところ、アップデート8.0cにすれば良いとのことで、何とか解決し、フラットフレームを正常に適用して処理できました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Tamron200-500mmの500mm、D5500、オートガイド使用、ISO1600、3200、F6.3、1~3分、248フレーム、SI8で処理、Photoshopで最終調整

今日の撮影では、オートガイドが非常に不調で、2~3分に1回程度突然DECが30”ほどもずれてしまう問題が連発しています。以前、ケーブルを引っかけた後から出始めた現象で、ギア軸が傾いたためかなと考えられるのですが、対策が見つかりません。極軸をピッタリ合わすことができれば、1軸ガイドで短時間露光なら逃れられそうですが、EQ5の極望の取り付けがメチャクチャなためピッタリ合わすのが不可能な状態です。北極星の見える範囲が非常に狭いので、他の極軸合わせツールも使えそうにないのが辛いところです。赤道儀購入時はこんな撮影精度の必要性は感じていなかったのですが、天体写真撮影をしていくうちに、「もっともっと」とエスカレートしてしまいました。やっぱり「安物買いの銭失い」でした。
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