2017年09月19日

　

　我が家の天体撮影環境は最悪レベルなのに、更に南向かいに3階建てがほぼ道路側いっぱいに建設中です。我が家の天体撮影可能場所は2階バルコニーで北極星は見えないので、毎回極軸合わせに苦労しています。もう一か所玄関前は十数センチの範囲のみ北極星が見えるのですが、真上に10本ほど電線が通っています。
　これまで色々考えてきたのですが、バルコニー手摺の上なら、これもギリギリなのですが、北極星が見えます。またバルコニー南側いっぱいなら天頂より少し北側も撮影可能になります。
　試しに、スカイメモSを付けた三脚を開かずに置いてみたところ、この位置では北極星は見えません。しかし10ｃｍほど東側に移動させて手摺の真上だとギリギリ北極星が見えました。

バルコニー手摺はこんな構造です。（上の写真は雨に濡れたような感じですが、夜のストロボなし撮影したものを無理やり明るくしたためです。夜でもこんなに写るほどの光害地ですよ）

　そこで、寸法を測り、Excelで図面を描いてみました。材料はボルト以外は全部木材で考えています。少し厚めの木材ならそこそこ強度は出るだろうし、私には木工用工具しか使えませんので・・・

　これが出来れば、微動雲台まで取付けたままにしておけば、毎回極軸合わせする必要は無くなるはずです。雨対策でビニール袋をかけておけば良いでしょう。