★★ 木星の自転動画（練習） ★★
2017年04月07日
木星が衝になる頃のシーイングが良く大赤班の見える状態で自転の動画を作りたいと考えていたのですが、なかなかチャンスが訪れません。4月3日は大赤班が見えたのですが、シーイングが最悪状態でした。大赤班が見えない状態では動画にしてもさっぱりなので、とりあえず練習としてシーイングの悪い状態での動画を作成しました。1時間分です。1時間後には雲に隠れてしまいました。3分間隔で撮ったものを0.5秒間隔にしています。大赤班があるので一応自転しているのがわかりますね。(^^;)
天体写真の世界では、天体望遠鏡で眼視したのと同じ倒立画像を使うのが一般的ですが、私の場合、カメラレンズを使うことが多いので正立画像が多くなります。正立画像と倒立画像が混在すると自分でも頭が混乱してしまうので、すべて正立画像に統一することに私なりに方針を固めました。従って、撮影時には直焦点ではカメラの上が上、コリメートや拡大撮影法ではカメラを180度回転させて取付けます。月や惑星を南中以外で撮る場合はできるだけ月や惑星の北極が上になるようにします。