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★★ 山中湖花の都公園近くで星撮り ★★
2017年01月25日

 年金受取金融機関が保養施設を年金受給者に安価で利用提供していたので、これに申込み利用してきました。場所が山中湖花の都公園隣接のため、光害なく星が撮れるだろうと、天体撮影機材一式を持って行ってきました。
 最大の狙いは「馬頭星雲」だったのですが、空は思ったほど暗くなく、長時間露光では真っ白になってしまい、結果はこんなものでした。結果から考察すれば、ISOを落として時間をかけた方が良かったのと、光害カットフィルターを使った方が良かったかと思われます。枚数はもっと増やすべきでした。でも画像処理で一応馬の頭は見えるようになりました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mmの500mm、ニコンD5500、ISO6400、F6.3、2分2枚、1分8枚のraw画像をNikonViewNXで調整現像し、Photoshopで調整、フラット処理適用、少しトリミング実施
200mmで少し広い範囲も撮ってみました。燃木星雲やランニングマン星雲はよく写っており、馬頭星雲はかなり暗い星雲だとわかりました。この結果から見れば、上の写真では、4分をメインにすべきでした。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mmの200mm、ニコンD5500、ISO6400、F5、2分4枚、1分4枚のraw画像をNikonViewNXで調整現像し、Photoshopで調整
上の写真からランニングマン星雲部分をトリミングしてみました。
以前から念願であった非光害地できれいなプレアデス星団を撮るというのにも挑戦しました。天頂部は比較的暗かったので一応星間ガスも写りました。我が家から撮ったものと比べて星の数が圧倒的に多くなっています。
[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mmの500mm、ニコンD5500、ISO6400、F6.3、4分2枚のraw画像をNikonViewNXで調整現像し、Photoshopで調整、フラット処理適用

そして、綺麗に撮りたいもう一つの目標のアンドロメダ銀河は光害の酷い低い位置だったので、我が家からのものと大差ありません。

赤道儀を使わないカメラで30秒間の星野写真も撮りました。

富士山の近くなので、富士山を入れた星景写真も

部屋の窓から富士山を入れた星景写真です。ここではひっきりなしに飛行機が飛び、星景写真の殆どに飛行機が入ってしまいました。


山中湖辺りは標高1000m近くあり、周りは雪が積もっており、今回の撮影では低温の影響をかなり受けました。準備段階ではパソコンが低温で起動しないアクシデントもあり、懐で温めたところやっと起動、一旦起動すればCPUの発熱で何とか持ちました。また撮影中に夜露ではなく霜が降りて、機材が真っ白になりました。慌ててレンズにヒーターを巻いたり、スマホで天体の番号を調べていたら途中でバッテリーが無くなって使えなくなったりで、落ち着いて撮影できない状態でした。さらには夜10時過ぎに撮影を終えて、宿泊所に戻ったら、入口が施錠されていて入れない。電話をかけて開けてもらうなど散々でした。
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