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★★ 月齢6.0の月 オートガイドテスト ★★
2017年01月04日

 今日の月は月齢6.0で明るくなってきたので、光害地ではもう星は撮れません。そこで前から続けているオートガイドのテストも行いました。シーイングはかなり悪い方でした。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、セレストロンC5、直焦点、ニコンD5500、1250mm、ISO3200、F10、1/800秒、8枚をPhotoshopでコンポジット

 北極星の見えない自宅バルコニーでの極軸合わせに、オートガイダーPHD2のツールにあるドリフトアライメント機能を使ってみました。今回はガイド星も天の赤道と子午線の交点付近を使って方位を合わせ、西の空の低高度を使って高度を合わせました。これでオートガイドを行ったところ、グラフの大半が4”以内に収まっているようなので、思いっきり長時間で星を撮ったらどうなるかのテストをしてみました。
 アルデバランを含めたヒアデス星団の一部を20分間の露光。長時間露光のためISOは最低の100としました。つきっきりではなかったので途中のグラフがどうだったかわかりませんが、終わり頃を見るとかなり乱れた部分もありました。乱れた原因は風かなと思われました。というのはこれまでガイド中にそーっとカメラに触れたり、タイマーリモコンの操作をすると乱れる傾向があったので、少し強い風が吹くと乱れても当然と思われました。やや風のある20分間でこの結果は良いのか悪いのか、もうここまでくれば実際に暗い星雲や銀河を撮ってみないといけませんね。光害地では無理なので次の新月期には是非ともどこかへ行きたいですね。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、セレストロンC5、直焦点、ニコンD5500、1250mm、ISO100、F10、20分、1枚をPhotoshopで調整、フラット処理適用
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