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★★ Sky Watcher EQ5 GOTO赤道儀でオートガイド失敗対策2 ★★
2016年12月18日

 SkyWatcher EQ5 GOTO赤道儀使用でオートガイド失敗原因が極軸の大きなズレのようだとわかったので、できるだけ極軸が合うように、シリウスで1スターアライメントを行った後、シリウスの動く方向によりEQ5の極軸方向を微調整し、シリウスが5分程度は動かない状態でオートガイドキャリブレーションを開始するようにしました。今日の月は月齢19.0です。月の撮影では月が欠けて小さくなるに従い暗くなるのでISOを上げています。今日は薄雲がかかっていたのでISOは3200にしました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、セレストロンC5、ニコンD5500、直焦点、1250mm、ISO3200、1/800秒、1枚をPhotoshopで調整
月の出が遅くなってきたのでWebcamC270で撮影する余裕がありません。上の写真からティフォルス部を等倍切り出ししました。下の写真は切り出したものを8枚Registaxでスタックしたものです。EQ5GOTO赤道儀に替えてからはシャッターショックが少なくなったので等倍切り出しの鮮明度は良くなったような気がします。


 EQ5赤道儀に替えてからは、毎回バルコニーで設置組立をしていますが、バルコニーは水勾配があるので、置いただけでは水平にならないのと、赤道儀に付いている水準器は見にくいうえに取り付けがメチャクチャなので下の写真のようにデジタル水平器を使って水平に合わせるようにしています。デジタル水平器で水平をとった状態で赤道儀を取り付けると、付属の水準器の泡は左上のように大きく外れています。こんなの付いて無い方がいいですね。


 今日は事前にシリウスが動かない状態まで「北極星の見えないバルコニーでの極軸合わせ」を行ったので、オートガイドのキャリブレーションは順調に完了し、うまくガイドされるようになりました。でも、今日は薄雲がかかって撮った写真は真っ白状態、Photoshopで調整した結果がこれです。オリオン大星雲なんですけど、今日の目的は星が点で写ることなので、まーOKです。

[撮影データ]EQ5GOTO、NikonD90、セレストロンC5、F10、ISO3200、30秒と60秒、KYOEI オートガイダー TOUP75GSSアルカセット、Photoshopでコンポジットと調整
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