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★★ Sky Watcher EQ5 GOTO赤道儀で2回目の撮影 ★★
2016年12月15日

 SkyWatcher EQ5 GOTO赤道儀使用で1回目に確認できなかった項目をテストしました。シーイングは昨日とほぼ同じでやや悪いというところでしたが、今日はコンポジットなしの1枚ものでアップしました。この大きさではコンポジットの有無では差がわかりません。今日の月は月齢15.9です。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、セレストロンC5、ニコンD5500、直焦点、1250mm、ISO800、1/800秒、1枚をPhotoshopで調整

 赤道儀が頑丈で機材ブレが少なくなったことによる効果を確認しました。直焦点撮影と2倍テレプラスを使った撮影の比較です。スカイメモSの時はシャッターショックの影響が大きく殆ど差が無かったのですが、EQ5GOTOでは鮮明度ではっきり差が出ました。

↑直焦点撮影の等倍拡大 ISO800、1/800秒
↑2倍テレプラス使用で等倍から1/2に縮小 ISO1600、1/400秒

次にシャッターショックの影響を調べました。2倍テレプラスを使った状態で、シャッターショックの影響が出やすい1/100秒と出にくいことを確認済みの1/800秒を比較しました。結果はEQ5GOTO赤道儀でも1/100秒ではシャッターショックの影響が出ました。これは赤道儀だけの問題ではなく、望遠鏡へのカメラ取り付け部分のガタの影響も考えられます。

↑2倍テレプラス使用で等倍拡大 ISO400、1/100秒

↑2倍テレプラス使用で等倍拡大 ISO3200、1/800秒

 そして、オートガイドのテストです。ピッタリではありませんが、できるだけ極軸に近いところに合わせて赤道儀側は1スターアライメントだけで、プレアデス星団を目標に自動導入させたところ、ファインダーに入る範囲に移動し、一旦構図を決めてオートガイドのキャリブレーションを行ったところ、1回でガイドが開始されました。オートガイドのテストなので、ISOを800にして最大180秒の露光を行いました。この間うまくガイドされてプレアデス星団の星はスカイメモSでのオートガイドよりも小さい点で写りました。これは追尾精度が高いことを意味しています。これで極軸合わせが不完全でもオートガイドで十分追尾されることが確認できました。

[撮影データ]EQ5GOTO、NikonD5500、Tamron200-500mmの500mm、F6.3、ISO800、180秒、KYOEI オートガイダー TOUP75GSSアルカセット、1枚のみPhotoshopで調整
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