・2015年10月 |
★Kenko スカイメモS、微動雲台、微動台座&アリガタプレート購入 天体写真撮影を開始 |
・2016年03月 |
★天体写真撮影用の小物として、FinePixS1用タイマーリモコン、D90用タイマーリモコン、ソフトフィルター、カメラ用6.5×18正立ファインダー、Kenko 2×テレプラスなどを購入 |
・2016年04月 |
★Nikon D5500 18-55VRⅡレンズキット購入 天体撮影に有利な高感度、高画素数、軽量 を活かせる |
・2016年05月 |
★Celestron C5 127mm 1250mm 撮影アダプター購入 天体望遠鏡として、スカイメモSに載り最低限月の詳細や惑星が撮影できる |
・2016年06月 |
★アイピースPL10mm、拡大撮影アダプター、Webcam C270、アリミゾマウント等購入 Celestron C5での撮影における大きな不具合は解決 |
以上 天体写真を始めたことで、ざっと25万円程度は散財したことになります。天体写真を本格的に始めるなら少なくとも50万円以上はかかるところを、半額程度で抑えた自分を褒めたいところですが、これだけでは満足できないのが天体写真という底なし沼の世界で、次の深みへ足がはまり、抜けそうにない今日この頃です。
次の深みが何かと言えば、本格的赤道儀です。なぜかと言えば、スカイメモSのようなポータブル赤道儀にCelestron C5にD5500を付けて撮影すると、搭載荷重内であっても、ピント合わせではプルプル揺れ動くし、どうしてもシャッターショックの影響でブレるのです。このためC5の性能を十分に作品に取り入れられていないのです。それと、肉眼で見えない天体の撮影では不可欠な自動導入を使いたいということです。これまでは肉眼で見えるオリオン大星雲、プレアデス星団、ヒアデス星団、月、木星、土星、火星などが撮影対象でした。これからは肉眼では見えない星雲、星団なども撮影したいではないですか。アンドロメダ銀河では大変な苦労と時間をかけて撮影したのでこれからの天体撮影では自動導入は不可欠と思った次第です。それと自動導入が実現したとすると、その次はオートガイドということになります。そしてオートガイドを使った撮影を始めると、望遠鏡の次の段階として口径200mmクラスでもっと質の高い写真を撮りたいということになっていきますね。それらの中でも赤道儀は最も高価なもので、最もお金をかけるべき機材なのです。ほんとに良い赤道儀だと電源などの必要なアクセサリーを含めると50万円ぐらいはかけたいところであり、それだけかければ長持ちするので、一生使えるようです。また、良いものならいらなくなればオークションなどで割と高値がつくようです。そんなことが分かっていても現実はそんなにお金はないので、今調べているのは、Sky
Watcher EQ5 GOTO 赤道儀で電源も含めて10万円程度の物だったりするのですね。
みみっちくお金の事ばかり書いていますが、「天体写真にはお金がかかる」という定説がある限り注意しないと大変なことになりそうなので慎重にならざるを得ないのです。趣味としてデジカメを初めてから天体写真を始める前までで約18年、その間機材購入に使った金額はおおざっぱですが140万円くらいでしょうか(パソコン関係が抜けていますが)。年間8万円程度ということになります。これとは別に写真撮影のための旅行費用はもっと高額になります。これと比べると天体写真を始めて年間25万円は高い。でも一旦良いものを買ってしまえば、何年も使える。ならば5~10年で平均以下に収めたらいいのではないかともいえるのですが・・・
一般的に趣味にかけるお金は年収の10%、70歳以上の平均年収213万円なら年間21万円が妥当というところのようです。私の機材はこれまで理想的なレベルの2段階程度下で揃えてきました。その線でいけば、赤道儀はあと1年後に10~20万円のものを買えば無茶はやっていないということで、一般的にも認められるのではないでしょうか。ということで、あと1年間は現状の機材で我慢ではなく、うまく使いこなして楽しんでいきたいというのがこの考察の結論です。