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★★ セレストロンC5直焦点固定撮影 ★★
2016年05月20日

 セレストロンC5の拡大撮影体制では機材ブレの問題が残っているので、スカイメモSを使わない固定撮影ならどうか、をテストしてみました。
 昼間の固定撮影で遠くのビルの壁面タイルでテストしてみたのですが、D5500のライブビューで目いっぱい拡大すると、どうしてもプルプル動いてしまいます。風の影響かと思い、室内で窓を閉めましたが、それでも動きます。以前デジスコで自分の脈拍が床を通じて振動したことがあり、別の部屋からモニター画面を双眼鏡で見てもプルプル動いています。これは家全体が振動している。ということは地面から振動が来ている。振動源は鉄道や道路、はたまた近くでの家解体工事ではないか。ということで、夜中なら減るだろうとそれ以上の対策なしです。
 固定撮影の場合、拡大撮影は無理なので、直焦点のみで撮影しました。月は月齢13.6で満月直前です。ブレゼロではありませんが、ブレは多少改善されました。
[撮影データ]
固定撮影、セレストロンC5、直焦点撮影、D5500、ISO1600、1/1000秒、スタック無しの1コマをPhotoshopで調整

前と同じ部分を等倍で切り出したものです。シャッター速度を目いっぱい速くしていることもあって、フォーカルプレーンシャッターショックも含めてブレの影響は少なくなったようです。

 固定撮影、直焦点での火星、土星も撮ってみました。これは等倍でもこの大きさですが、ほぼ同じ焦点距離1200mmのコンデジFinePixS1で撮ったものよりはきれいに写っています。これはやはり口径の差ですね。

月全体なら、スタック不要なので、もっと頑丈な三脚を使えば、固定撮影の方がきれいに撮れることがわかりました。惑星は追尾しないと無理なので、検討中のWEBカメラに期待したいところです。
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