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★★ 月齢5.5の月 ★★
2016年02月14日

 新月に星を撮ったあと、しばらく曇り空で撮影は出来なかったのですが、今日の空を見るともう三日月を過ぎた月が出ていました。月齢を調べると5.5です。月の満ち欠けの速さにいまさらながら驚きました。

スカイメモS、FinePixS1、超解像ズーム(2400mm相当)、ISO100、1/100秒、f6.4、2304×1728にリサイズ後23枚をRegistaxでスタック

 星の写真のコンポジットにはDeepSkyStackerというフリーソフトを使ってきましたが、月や惑星のコンポジットには使えません。月や惑星にはRegistaxというフリーソフトがよいということで、Regisutaxのテストをしてみました。このソフトは天体望遠鏡を使って惑星を低画素数のWebカメラで動画撮影し、何百枚もの画像をスタックするものだそうです。これでデジカメで撮ったjpg画像もスタックできるのですが、1600万画素などの高画素数ではフリーズして使えません。そこで等倍で使いたい部分を800×600サイズで切り出してスタックしてみました。

 ノイズの無い滑らかな画像になりましたが、どうしてもボケてしまいます。なぜボケるのかというと大都会近郊のため大気の揺らぎでクレータの形が変わって見えるからです。下の2枚の元画像は5秒違いで撮影したものですがかなりの違いがあります。スタック結果を鮮明にするためには、数百枚の画像をスタックする必要があるようです。そのためには望遠鏡とWEBカメラが必要ということになりそうです。


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