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★★ 土星の環に再挑戦 ★★
2016年01月13日

 一昨日の土星の環撮影ではブレて大失敗したので、FinePix S1用のインターバルタイマー付 コントローラー を購入して再挑戦しました。

 その結果がこれです。これだけの超望遠になると、どうしても空気の揺らぎが影響して鮮明な画像にはなりません。でも以前に天体望遠鏡で観た土星の環はこんなものだったので、写真に収められたということでまあまあの成果ということにしておきましょう。

FinePixS1、215mm超解像ズーム(2400mm相当)、1/2秒、f7.1、ISO100、PhotoshpElementsで24枚コンポジット、ピクセル等倍でトリミング


FinePixS1、215mm(1200mm相当)、1/2秒、f7.1、ISO100、PhotoshpElementsで8枚コンポジット、ピクセル等倍でトリミング

 今の土星は南の低い位置にあるため、土星が南向かいのお家の脇から見えるようになるまでの待ち時間に再度木星を撮りました。ガリレオ衛星の位置が2日前と全く変わっています。調べてみると一番内側のイオの公転周期は1.76日、エウロパは3.55日、ガニメデは7.16日、カリストは16.69日と地球の衛星である月と比べるとものすごく速く公転しているのですね。

FinePixS1、215mm超解像ズーム(2400mm相当)、1秒、f7.1、ISO100、PhotoshpElementsで4枚コンポジット、ピクセル等倍でトリミング

 再度木星の縞模様を撮りました。前回は超解像ズームを使わなかったので、半分の大きさでしたが、今回は上の写真と同じ大きさになりました。

FinePixS1、215mm超解像ズーム(2400mm相当)、1/25秒、f8、ISO100、PhotoshpElementsで4枚コンポジット、ピクセル等倍でトリミング

木星の縞模様が見えるようにすると、ガリレオ衛星が見えなくなります。そこで、両方が見えるようにしてみました。これもPhotoshop Elementsでの合成ですが、天体写真でのパソコンの役割は大きいですね。


 惑星の撮影には、天体望遠鏡のアイピースにWEBカメラを付ける改造をして大量の写真をコンポジットする方法が採られるようですが、私は天体望遠鏡は持っていないので、この方法は使えません。

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