HOME
ブログ一覧
戻る
★★ 木星を撮ってみました ★★
2016年01月10日

 夜明け前には雲が無くなるとの予報のため、4時起きで天体撮影。この時期の夜明け前には太陽系の惑星が勢揃いしているとのこと。さて、惑星撮影は初めてのため、どのように撮影したらよいのか判らないので、取り敢えず一番大きい木星を撮ってみました。
 撮影機材として何を使うか考えてみましたが、やはり焦点距離の長いのが良かろうと、FinePixS1の1200mm相当を使いました。4っつのガリレオ衛星がしっかり写りました。


 この大きさに撮れるなら、木星の縞模様も見えるのではないかと、ISO100、f7、1/100まで露出を落としたところ、カメラのモニター画面が真っ白でなくなりました。これを画像処理したところ下の写真のように茶色い縞模様が浮かんできました。


 次は土星の環も撮ってみたいですね。今日は土星と金星の大接近でしたが、低い位置で電線や屋根が邪魔してうまく撮れませんでした。

 夜になってからアンドロメダ銀河もFinePixS1で撮ってみました。50倍の高倍率ズームなので、広角側で撮影し、アンドロメダ銀河の特徴的な斜めのボヤ―とした形を見つけ、それが画面中央になるように赤緯を微動台座で赤経をスカイメモSの軸で調節し、中央になれば一気に超望遠側1200mm相当にズームアップすることで捉えることができました。でも、結果は以前と同じでした。どこか星空撮影地に出かけた時にきれいな大きな渦巻きが見えるように挑戦してみることにします。

FinePixS1、ISO800、215mm(1200mm相当)、20秒-f5.6 jpg8枚、30秒-f5.6 jpg8枚をDeepSkyStckerでコンポジットし、PhotoShopElementsで画像補正

BACK 前のブログへ 次のブログへ