阿蘇のミヤマキリシマ  2012年 5月 29日
★ミヤマキリシマを求めての旅で、メインを”阿蘇山周辺”として巡ってきましたが、結果として阿蘇山上は殆ど咲かないまま終わりそうで、仙酔峡は殆ど終わりに近い状態でした。それでも道路脇など適度に楽しめる程度のミヤマキリシマは咲いていました。ミヤマキリシマは火山ガスや気温の影響で咲き方がかなり変わるということがよくわかりました。今回は既に鶴見岳で満開のミヤマキリシマを見ているのであまり悔いはありません。

阿蘇周辺は殆どが牧草地になっており、牛がのんびりと草を食んでいました。後ろの荒々しい山容は阿蘇五岳(あそごがく)のひとつ根子岳(1433m)です。

米塚 阿蘇では最も新しい火山で、約1000年前にできたそうです。

上から見た米塚

下から見た米塚 現在保護のため登山禁止です。

仙酔峡のミヤマキリシマ 午前中に一度阿蘇山に行きましたが、火山ガス規制で火口には登れず、先に仙酔峡と大観峰へ行きました。

大観峰より見る外輪山 大観峰は阿蘇外輪山の最高地点(936m)で展望台として素晴らしい眺めが楽しめます。阿蘇五岳方向は少し霞んでいましたが見えました。 

阿蘇火口 火口には黄緑色の水が溜まっています。殆ど噴気で見えないのですが、瞬間的にこのように見ることができました。

阿蘇中岳 手前は火口です。

砂千里ヶ浜 火口の歩道から繋がっていますが、距離があるのであまり観光客が来ないところらしいです。一面砂の荒涼とした風景が楽しめます。正面に火口の噴気が見えます。

ロープウエイ駐車場付近のミヤマキリシマ 一株に数個の花があるか無いかという状態でした。

烏帽子岳の山肌に所々ピンク色が見られますが、よく咲く年とは格段の差のようです。

草千里のミヤマキリシマ 後ろは阿蘇五岳の中岳(1506m)と噴気

草千里のミヤマキリシマ 草千里の向こうは阿蘇五岳の烏帽子岳(1337m)です。

道路脇に咲くミヤマキリシマ 本州の山に登った時に普通に見るツツジと同じように咲いています。

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