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★★ Windows10へアップグレードした ★★
2015年8月6日

 この度、マイクロソフトはWindows7とWindows8.1を対象にWindows10への無償アップグレードを行っている。Windows10は最終OSであり、以降のバージョンアップは無く、パソコンの寿命までアップデートによる改善・改良で対応していくとのこと。

 筆者はこれまでのマイクロソフトのやり方は好きではなかったが、今回のWindows10への無償アップグレードに関しては大歓迎である。OSとは本来Windows10の形であるべきであったのだ。それもWindows7から無償アップグレードの対象というのが嬉しい。

 筆者はWindows7のノートブック型を1台、Windows8.1のデスクトップ型を1台、Windows8.1のタブレット型を1台と計3台持っている。

 そして今回の無償アップグレードの予約が始まった時には、3台とも予約を入れた。新しいOSの導入は落ち着くまで待った方が良いとの説もあるが、Windows10については、あまり変な変更が無いように思えたからである。7月29日からアップグレードが始まったのであるが、Insider Previewプログラムへの参加者が先で、予約を入れたユーザーで互換性の確認が出来たパソコンから順にアップグレード可能の通知が出るようである。

 筆者のパソコンでは、あまり使用頻度の高くなかったタブレット型のSurface Proに真っ先に8月3日に表示が出た。マイクロソフト製のパソコンだから当然と言えば当然であろう。

 早速、「今すぐアップグレード開始」を実行した。するとなんと30分ほどで完了してしまったのだ。Surface Proはソリッドステートドライブのため、元々動きがすごく速いパソコンである。

 以前、Windows8→Windows8.1へのアップデートを経験しているが、それよりも簡単で速かった。本当にあっけないと思えるほどである。

 アップグレードの結果であるが、1時間ほど使ってみたところでは心配するような問題点は無さそうである。変更点は既に言われている通りで、無くなった機能や増えた機能など、使いこんでいけば良い点や悪い点など出てくるのであろう。今回のアップグレードに関してマイクロソフトは問題の発生が無いよう、かなり慎重に進めているように思えた。以前のバージョンアップのような無用で派手な変更も無く、Windows7や8.1を使いこんでおれば、違和感なく素直に使えそうである。

 筆者のパソコンで2番目にアップグレード可能になったのは、8月6日でWindows7のノートブック型である。これも「今すぐアップグレード開始」としたが、Surface Proと違い、途中でアプリ1個のアンインストール要求と1時間弱のダウンロードも入り、完了まで3時間ほど要した。Windows7だからダウンロードが入ったのかどうかは不明だ。事前ダウンロードで失敗があったからかも知れない。

 そして、3番目は同じ8月6日でWindows8.1のデスクトップ型である。これは1時間ほどで完了した。この手順をすべて記録したので、画面の画像で紹介しておく。

後でアップグレードする場合はここで日付、時間を入れるが、筆者の場合は「今すぐアップグレード開始」をクリックした。

この「Windowsをアップグレードしています」で、30分ほどかかります。

99%に至るまで何度か自動で再起動がかかります。「ようこそ、こんにちは」が出たら、以降、画面のボタンをクリックしていきます。



ロック画面が出たら、どれかキーをたたくか、クリックすると、サインイン画面になるので、パスワードを入力します。



これで完了、デスクトップ画面です。元のデスクトップ画面の背景画像が出ています。

スタートボタンを押すと、Windows7と8が一緒になったようなスタート画面が出ます。
画面左下に「WebとWindowsを検索」の欄が登場。ネット検索もパソコン検索もここから可能になりました。コントロールパネル内を探し回らなくても、ここにキーワードを入れると設定画面が表示されます。
これは便利になった点ですね。

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