HOME コラム一覧 戻る
★★ 本格的スマホ族に参入した ★★
2015年5月13日

 先日、イオンへ行った時、たまたまイオンモバイルのスマホ売り場の前を通りかかったので、ちょっと見ていると店員らしき人が来て「ご説明しましょうか」と、少し話しながら、着ているハッピを見るとY!MOBILEと書いてある。「あれ!あなたはY!MOBILEの方では?」「そうです」ということで、「こちらへいらっしゃればもっと詳しくご説明します。」とのこと。ついていくと、Y!MOBILEのカウンターデスクがあり、スマホの商品サンプルも並んでいる。ごちゃごちゃ話している内に、「詳しくご説明します。」とカウンター前に座らされた。当方の現状や希望を話してみると、「このプランがいいですよ!」ときた。「なるほどそうか」となびいてしまったのだ。

 イオンモバイルの売り場で足を止めた理由は、イオンモバイルが格安スマホであることを知っていたからであり、半年ほど前からそろそろスマホに替えようかと考えていたからである。Y!MOBILEの”客引き”についていったのも最近Y!MOBILEも格安スマホに参入し、テレビでも宣伝しているからである。

 筆者は昨年1月に当コラムに「スマートフォン族への仲間入り」を書いたように、通話のできないOCN格安SIMのスマホは持っていた。しかし、ガラケーとスマホの2台持ちであったのと、たまたま使った機種が元DOCOMOのためテザリングが使えず、タブレット型パソコンSURFACE PROを外で使えないという不便があった。さらには、家内が友達との通話で携帯同士というのが増えて、電話代が嵩むようになり、携帯通話を「かけ放題」にしたいとの要求が高まってきたのである。

 そこで、次々と参入してくる格安スマホなら、約半額なので、2人で現在と同じ月額料金で使えるのではないかと考えはじめていたのである

 Y!MOBILEから提案されたプランは、スマホプランM(3,980円/月)を夫婦2台とPHSガラケー(1,500円/月)1台である。これにいろいろキャンペーンなど割引が入って、全3台で6,200円/月にするとのこと。スマホは通話10分以内300回/月まで無料、PHSガラケーは無制限のかけ放題である。データ通信はこれまで使ってきたOCNモバイルONEでは、自宅WiFi使用で110MB/日を超えることは無かったので、3GBで十分とみた。これまでの携帯と固定電話の電話代は月平均で7,000円ほど(1回1時間以上の通話もある)であったので、出費増にならずにスマホが持てるということである。ただし、これは2年間だけであって、2年を過ぎた翌月の内に機種変更などをする必要がある。これをやらないと6,200円/月が10,000円/月ほどに上がってしまうのだ。2年後は、本体はそのままとして、OCNモバイルONEの音声付きSIMに入れ替えようかとも考えている。

 当日は契約まではせず、翌日の朝から契約に行った。結構時間がかかるもので、10時に始まって、終わったのが2時頃であった。家に持ち帰った後も夜中までかかって、いろいろ設定したり、メールアドレス変更通知したりとかなり大変な作業となった。

 スマホを変えてみて、つくづく感じたのが、一般常識の通用しない料金体系であることだ。事前にネットでさんざん調べたが、結果としていくらになるのかさっぱりわからないのだ。「0円」とか「マイナス2,000円/月」とか「1,000円/月お得」などが氾濫し、結果としてトータルでいくらになるのかさっぱりわからないのだ。しかも、本体の割賦分が支払い終わるはずの2年後に料金が上がるというのは全く理解できない。この業界はわざとユーザーに理解しにくくして、予想外の料金を搾り取ろうとしているように思えてならない。

BACK