太陽撮影にはバルコニー常設の赤道儀EQ6Rを使っていますが、Hα太陽望遠鏡としてCoronadoPSTを使っているため軽く、EQ6R付属の5kgバランスウエイトでは重過ぎてトルクリミッターが作動するためかRA方向が動かなくなることがありました。そこでスカイメモSセットに付いてきた1kgバランスウエイトを針金で付けて使ってきましたが、それでは不安定で赤道儀角度によって時々カクンと動いてしまう問題があったので、キチンと取り付けることにしました。EQ6Rのバランスウエイト取り付けロッドの先端ネジがM12であることが分かったので、M12の140mm長ボルトを買ってきて写真のように取り付けました。この状態でほぼぴったりバランスが取れています。ちなみにスカイメモSのバランスウエイトの穴径は13mmΦなのでこれもぴったりです。
上の写真右端にQHY5P-ⅡMを付けていますが、これはニュートンリング回避のため紙細工で作った角度可変のスケアリング調整アダプターを使っています。この写真でも傾きが分かるほどの約7度も傾けています。これほど傾けないとニュートンリングが消えないという酷いカメラでした。太陽全体を撮ると何となくピントのズレがあるような気がします。まあ現段階ではPSTで太陽全体像を撮っても均一にならないのでプロミネンスや黒点など部分的に撮影できれば良しとして我慢しております。その内もっと良い太陽望遠鏡が欲しくなるのではないでしょうか。