★★ 今日の太陽 コロナドP.S.T.用カメラ発注 ★★
2020年10月18日
今日も曇りの予報だったのですが、30分ほど雲が無い状態でテスト撮影が出来ました。
今日は黒点とその周りの状態を撮影することができ、強調処理すると表面模様も確認できるようになりました。アイピースを付けての肉眼では表面模様は分かりません。太陽面全体が均一にならないのはP.S.T.の弱点でどうにもならないようです。
昨日今日はプロミネンスが無いのか、露出が足りないのか?まだ捉えることが出来ていません。
P.S.T.のレビュー記事では眼視で見て感動したというのがあるのですが、私のP.S.T.はハズレだったのでしょうか。
【撮影データ】SkymemoS、自由雲台、微動雲台、コロナドP.S.T.、ASI290MC直焦点、SharpCap、Capture Area=1936x1096、Colour
Space=RGB24、Gain=154、Exposure=0.000596、PNG、Photoshopで調整
黒点とその周りを切り出して強調処理してみました。
赤く写るのはHαをカラーカメラで撮影しているためです。
カメラについて、バローレンズ3X+ASI294MC-PROを試しましたが、バローのスリーブが長すぎるためか全く合焦しません。別途2Xバローもあればよいのかな。
一応表面模様が確認できたので、昨日調べた「QHYCCD QHY5P-Ⅱ(モノクロ)500万画素」を注文しました。残念ながら欠品とのことですが、納期3週間ほどとのことで待つことにしました。
このカメラだとCCD画角が5.7㎜×4.28㎜で4㎜φに合焦する太陽全体像が収まります。ちなみに全体が入らなかったASI290MCの画角は5.6㎜×3.2㎜で短辺には80%しか入らないのですね。
モノクロにしたのはどっちみちHαの単色光なのでカラーにする意味がなく、モノクロの方が解像度も良いからです。またモノクロカメラは天体撮影で今後色々用途拡大ができそうです。