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★★ 月齢15.2今年最少の満月 ★★
2019年09月14日
 今日のSCW雲量予報は最悪(@_@)、雲無しで真っ黒だったので、赤道儀鏡筒パソコンをセットして待つも全く星が見えない。ようやく雲の隙間で基準星を見つけてアライメント。今日はD52を撮ろうと自動導入、でも雲で何も見えない。とりあえず撮影状態にして別の作業をしていたら、な!なんと雨が降ってきた。大慌てで撮影中止してゴミ袋を被せて、パソコンは室内に退避。昨日も24時過ぎに晴れたので、撤収せずに待機することにした。結局晴れたのは24時過ぎ、目的のM52は23時頃に庇に隠れてしまうのだが、撮れたのかというと、撮影状態で晴れ待ちの間に12枚ほど使えるものが残っていました。24時過ぎに何を撮ったかというと、月とM45プレアデス星団でした。

月齢15.2 FinePixS1で撮影 「中秋の名月」は1日前ですが、今日が満月です。本当の満月よりも半日遅いので、右側が少し暗くなっています。

64フレームをRegistax6でスタック

M52散開星団とNGC7635バブル星雲

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、PEC+恒星時追尾(オートガイダー不使用)、Nikkor300mmF2.8開放、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、0℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap-PRO、Dark適用、Gain=300、Exposure=60s_png12fr、総12min、SI8で処理、Sky-Flat16フレーム適用、トリミング無し

M45プレアデス星団

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、PEC+恒星時追尾(オートガイダー不使用)、Nikkor300mmF2.8開放、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、0℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap-PRO、Dark適用、Gain=300、Exposure=60s-png95fr、90s-64fr、総191min、SI8で処理、Sky-Flat16フレーム適用、トリミング無し

Nikkor300mmF2.8に特製スパイダー取付 QBPフィルター使用で発生する明るい星の2重構造を光条に変えられないかと、スパイダーを作ってみました。結果は失敗(-_-;)、非常に明るい星では上のM45のように十字光条が出ますが、除去したい星の2重構造はそのまま残ってしまいました。
結局星の2重構造の原因は光の波長によるもので、解決するにはナローバンドで波長別々にピント合わせして撮影しそれを合成するしかないようです。あるいは反射鏡筒を使うことになりそうです。

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