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★★ 月齢12.3 M82銀河 オリオン座 ★★
2019年01月18日
今日はM82の撮り増しをしようとしたのですが、オートガイド不良で失敗。ASI294MC-PROの三脚座が届いたのでTamron90mmでオリオン座を試し撮りしました。明るい月が近くにあっても写りました。さすがはQuad BPフィルターですね。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuide、CelestronC5、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=150、Exposure=0.02s、avi500frame、AS3でスタック、Wavelet、ImageCompositEditorで2枚モザイク合成

M82銀河 gain300で撮り増ししようとしましたが、始めのうちは風でオートガイドがメチャクチャ、風が収まってからも今度はM82が画面の下の方にどんどん移動してすべてが被写体ブレで没になってしまいました。オートガイドしているのに被写体位置がずれていくのは撮影鏡筒とオートガイド鏡筒がずれることしか考えられないのですが、今回はその原因さえも分からずじまいでした。
前回1/9はM81が上にずれたのですが、今回はM82が下にずれました。オートガイドの取付を調べてもずれるような要素は何も見つかりません。まことに不思議な現象です。ミラーシフトも考えられるのですが、移動量が大き過ぎ、3時間で画像高さの30%ほどもずれるのです。全く同じ機材で昨日は起こらなかった現象です。
昨日のM82はgainを400→300に変えたのでフラット画像を撮り直したのですが、薄暮の撮影で、何と星が写ってしまっていました。その星の部分が黒くなってしまったので、本日昼間に青空でフラット画像を撮り直して処理し直しました。今日はトリミングしました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuide、CelestronC5、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=6、7、8min、png20frame、128min、SI8&Photoshop、Dark・Flat適用、トリミング

QuadBPフィルター+ASI294MC-PROで焦点距離の短いレンズでも撮影してみたくなって、ASI294MC-PRO用の三脚座を購入しました。今日は試しにTamron90mmでオリオン座の方向で撮ってみました。左の方にバーナードループの一部が写りました。左上の赤色はカブリのようにも見えますが、色別のカブリ補正はしていないので、本来の赤い星雲ではないでしょうか。満月間近の月が近くにある中での撮影なので、これが新月期でもっと時間をかけて撮影すればもう少しはっきり写るのではないかと思われます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuideなし、Tamron90mm、F2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=200、300、Exposure=30、120sec、png8frame、600sec、SI8&Photoshop、Dark・Flat適用、トリミングなし