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★★ 月齢17.8と火星 ★★
2018年09月27日
 
久し振りに夕方から快晴になる予報だったので、明るい内から準備を進め、月が出るまでに火星や星雲を撮って、月が出たら・・・と撮影計画を立てていたのに、晴れたのは21時半、火星は既に南中を過ぎて撮影困難な状態だったので、月を撮影しました。月の撮影が終わった時、火星は西に傾いていましたが、機材はそのままで赤道儀を反転させて火星にも向けてみました。
雨上がりだったので、夜露がすごかったです。晴れ待ちで置いていたら周りもびっしょり。ヘアドライヤーで乾かしながらの撮影になりました。乾かした後、長めのフードを付けて露避けしました。

シーイングはあまり良くなかったです。シーイングが悪い状態では直焦点が最も鮮明になります。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、Teleplusx2、ZWO ASI294MC、SharpCap使用、ROI=1936×1096、Gain=300、100frame、AS!3でスタック、Wavelet、10枚をモザイク合成

カメラのみASI290MCに取り替えて撮影。光学系は全く同じでもASI290MCの方が若干解像度が良いようです。感度が良い分シャッター速度が速くなるためと思われます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、Teleplusx2、ZWO ASI290MC、SharpCap使用、ROI=1936×1096、Gain=300、100frame、AS!3でスタック、Wavelet

火星 Meade8in+TelePlus x2+ASI290MC、F=4000mmでの火星です2倍バローに相当します。アイピース拡大撮影法ではF=10000mmで5倍バロー相当でした。火星は遠ざかっていて小さくなっていますが、以前の作品と比べると更に小さくなっています。シーイングが悪い割には両極冠も写ってまともな感じです。形がラグビーボールのようになってきましたね。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、Teleplusx2、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=400、5000frame、AS!3でスタック、Wavelet

Meade8in用のフードを作りました。百円ショップで見つけたフェルトで内側はもっと真っ黒です。ゴムベルトを含めて216円です。天頂は無理かも知れませんが、斜め方向では夜露避けになります。


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