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★★ M31アンドロメダ銀河 ★★
2018年08月17日
 
今日は急に涼しくなり、星撮りをしていると少し寒いくらいでした。割と空気は澄んだ感じでしたが、真冬のような酷いシーイングで、土星、火星も撮影しましたが、見られたものではありません。月が西に傾くころから、先日に続いてM31アンドロメダ銀河を撮影しました。今回は十分な時間をかけることができたので、比較的ノイズが少なくなり、光害地の我が家からのアンドロメダ銀河としては最良作となりました。以前のD5500による撮影と比べると、ASI294MC-Proの冷却効果が活かされたのではないかと思われます。やっと冷却カメラにして良かったなと感じました。また、写野も300mm+フォーサーズでピッタリトリミング無しで使えました。結果から考察すると、露出オーバー気味の20秒も撮っておいた方が良かったと思われました。露出時間は短いのでDarkは不要でした。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmf2.8、LPS-D1フィルター、ZWO ASI294MC-PRO、Capture Area=4144x2822、FireCapture使用、Gain=400、Exposure=10s、8s、5s、3s、LiveStack、16frame、全1360frame8896s(148m)、SI8でFlat使用でコンポジット、Photoshopで仕上げ

M45プレアデス星団 M31の撮影が終わった時、プレアデス星団も東の空に昇ってきているようだったので、そちらにも向けて少しだけ撮ってみました。総露出がたったの5分なのに、星間ガスも写ってまあまあの出来でした。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmf2.8、LPS-D1フィルター、ZWO ASI294MC-PRO、Capture Area=4144x2822、FireCapture使用、Gain=400、Exposure=10s、LiveStack、8frame、全32frame、320s(5m)、SI8でFlat使用でコンポジット、Photoshopで仕上げ

今日は涼しかったので、副鏡不良のMeade8インチシュミカセの副鏡を取り外し、再蒸着の注文をしました。副鏡は60mmφで、光軸調整用のアルミ台座に両面テープ状のもので接着してあったのですが、再蒸着の前に薬液に漬けるので、アルミ台座が付いていてはいけないとのことで、スケロを使って強引力任せで剥がしました。途中ミラーガラスが割れるのではないかとヒヤヒヤしながらの作業でしたが、何とか剥がせました。改めて見る副鏡ですが、こんなに酷いものです。再蒸着して改善するものなのかちょっと心配。アルミ蒸着面は酸にもアルカリにも弱いので、カビが生成する酸に侵されたものと考えられます。カビがガラス面まで侵してないことを祈るだけです。再蒸着は発送から戻ってくるまで3週間ほどかかりそうです。


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