ここのところ良い天気が続いていますが、月が大きく明るいので、星は撮れず、もっぱら月の撮影です。月からちょっとだけ離れたM31を90mmで先日勝浦で撮影を試みたものの写せなかった形を試してみました。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、CelestronC5直焦点、D5500、ISO800、1/1000秒、64枚をAutoStakkert3でスタック、Wavelet、PhotoSHopで調整
上の写真から「危機の海」と「神酒の海」辺りを切り出しました。
M31は光害地で満月の翌日ではこの程度にしか写りません。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、D5500、OptlongCLSfilter、Tamron90mm、F2.8、10秒、138枚、SteraImage8で加算コンポジット、Photoshopで調整、中央部と周辺で色が大きく異なるためモノクロとカラーをコンポジット、トリミング
SteraImage8で加算コンポジット、ダーク、フラット使用、色ごとに細かく調整した結果、少しは良くなりました。全体に青みが強いので、モノクロとコンポジットで色調整しました。評価の高いフルサイズ用の90mmレンズですが、極端なレベリング調整ではどうしても中央部と周辺部で大きな差が出てしまいます。おそらく高価な鏡筒でも同様の結果になりそうな気がしてきました。