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★★ 木星、土星 ★★
2017年05月22日
 今日も晴れたので、明るいうちからスタンバイし、木星を19:40の薄明時点で撮影開始したら、何と衛星が写っていました。この時間にこの位置に見えるのはエウロパです。真っ暗になってから木星を撮影すると、写野に衛星があっても写らないのですが、薄明時だとコントラストが小さいので写ったのでしょう。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、WebcamC270、SharpCapによるfps10で20秒動画をRegistax6でスタック、Photoshopで調整

土星が撮り頃となっているので、撮影を継続していますが、木星のように模様が変わるわけでもなく、シーイング次第でカッシーニの間隙がはっきり写るかどうかが勝負どころですが、私の機材では限界越えのため、変わり映えしない結果が続いてしまいます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、WebcamC270、SharpCapによるfps5で1000フレーム動画をRegistax6でスタック、Photoshopで調整

今日の木星、土星は右上が青、左下が赤に色別れしています。当初私は、反射望遠鏡なのになぜ色別れするのだろうかと疑問を感じていました。ところが、同じ木星や土星を撮影して、色別れの多い時と全く気にならない時があることにも気づきました。これは大気による色分散で、その日の撮影対象の高度や大気の状態により変わるそうです。これを補正するのにADC(大気色分散補正プリズム)というものがあり、うまく使えばこの色別れを補正することができるそうです。私にはまだ必要性が低いようですが、凝ってくるとこのような機材も欲しくなるのでしょうね。
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