HOME
ブログ一覧
戻る
前のブログへ
次のブログへ
★★ 月齢10.9の月 土星 ★★
2017年05月07日
 今日も夜は晴れる予報だったので、機材をセットしたままバルコニーに置いていたら、夕立がありました。ゴミ袋をかぶせてあったのですが、大雨のため、傘も。後で見に行ったら、傘は飛ばされて骨がバラバラ。でも赤道儀は濡れて壊れることは無かったので、やれやれ。

夕立の直後なのでシーイングは悪く、月と木星を撮りましたが、月の全体像だけアップしました。
機材はセットしたまま寝て2時半頃から1時間土星を撮影しました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、テレプラス2×、D90、ISO3200、1/400秒、32枚を2セットRegistax6でスタック、Photoshopでモザイク合成

夕立はあったのですが、今日は黄砂注意報が出ていて霞んで土星も肉眼ではよく見えない状態でした。土星の高度は低いので、条件は悪いですが、シーイングは3/5程度でしょうか、ゆっくり揺らいでいました。。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、WebcamC270、SharpCapによるfps5で1000フレーム動画をRegistax6でスタック、Wavelet処理

土星撮影において、現在使用しているカメラC270では性能目いっぱいでGain=255、Brightness=288、FPS=5、Exposure=7.8msとなっています。他の鮮明な土星を撮影されている方の撮影データでは10000フレームをスタックされています。そこで1000フレームまで増やしましたがFPS=5では200秒もかかります。10000フレームにしようとすると2000秒=33.3分となりかなり無理があります。10000フレームで撮影されている方は鏡筒口径が250mmと私の2倍、明るさでは4倍、カメラの感度も数倍なのでいくらあがいても同じレベルにはなり得ません。空の状態がもう少し良ければもう少しきれいに撮れる可能性がありますが、この辺りが我が機材での限界かなというところです。
当初は土星の環が撮れただけで喜んでいたのに、次々と欲が出てくるのですね。次の私の機材の課題は高感度のUSBカメラと、5×バーローレンズということになりそうです。良いものを買うとなると両方で7~8万 (*_*; かなり無理そう。
BACK 前のブログへ 次のブログへ