大晦日で紅白歌合戦の真っ最中ですが、あまり聞いたことがない歌をあまり知らない歌手が歌っているので、窓を開けて空を見ると雲が無い。それじゃあ撮影しかない。と、大晦日の星空撮影を行ってしまいました。
　超広角レンズのTOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4はまだ天体写真に使っていなかったので、これに今回購入したソフトフィルターを付けて使ってみました。オリオン座は南中を通り越して少し西側にありましたがきれいに写っています。1等星のベテルギウス、シリウス、プロキオンで構成する冬の大三角形、右上にはヒアデス星団が横向きV字で写っています。まだ比較していませんが、ソフトフィルターの効果は出ているようで、明るい星は大きく写っています。逆に暗い星は目立たなくなってしまっています。冬の天の川が縦断しているので星はびっしりあるのですが写っていません。本当のソフトフィルターの効果は光害のない暗い星空で発揮されるようです。超広角12mmを使ったので上に我が家の庇が写ってしまい少しトリミングしました。

Nikon D90、TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4、ISO800、ｆ4、60秒、30秒各4枚をPhotoSHopでコンポジット後レベル補正

　撮影中に月が昇ってきました。月の写真のコンポジットで紹介しましたが、スカイメモSの月追尾モードFinePixS1の1200mm相当で撮った4枚をコンポジットしたものがこれです。

FinePixS1、215mm、1/125、ｆ5.6、4枚をPhotoshopでコンポジット